デジカメセンサーの規格を味方につけよう。
- or73200
- 2019年5月27日
- 読了時間: 2分
更新日:2019年6月17日
カメラ雑誌の編集者が「いつかは欲しいフルサイズ」みたいな書き方をしていて呆れたことがあります。#APSフォーマット が初心者用で、フルサイズがそれを超えたものだという位置付けです。そのような空気は確かに流れていると思います。メーカーもそのような製品ラインナップで出していたりしているので半分はその通りです。
画質だけのことを言えば、センサーは大きい方が良いのですが、カメラという持ち物は小ささ、軽さ、値段の手軽さも要求されます。撮影のプロ的な世界だけで言ってもそうだろうと思います。本来は。
なので、大きければすごい、かっこいい、憧れるみたいな話ではなくて、1インチセンサーからラージサイズ(中判)まで、並列にどれが戦力なのかを選ぶのが健康的だろうと思います。
私個人は、画質と持ち運びとのバランスの中でFUJIのAPSフォーマットをメインにしました。APSFを選ぶ時に、ハイエンドなカメラを作っているのはfujiしかないので、究極の選択になってしまう気はありますが。(^^)
石鎚山の山頂でタイムラプス撮影をする時に、カメラを3台、三脚を2本持っていきます。これがフルサイズだと、とてもしんどいです。特にレンズの重さが違います。交換レンズの数だけ重さが重なってきます。
そして、最近注目しているのは #高級コンパクト カメラです。センサーサイズは1インチからAPSFまでの範囲です。写真の仕上がりを額に入れたときに、フルサイズとの違いをすぐにわかるようなことでもなく、充分、写真展でもコンテストでも使えます。デジタルカメラはセンサーは小さくてもものすごく綺麗に写るということを、積極的に活用したら楽しいと思います。
複数のコンデジでの同時 #タイムラプス撮影 でも荷物にならないのはありがたい。
防塵・防滴・防水・強靭という方面でも安くていいものが作りやすいですね。今はまだ該当機種は少なくて、ソニーのRX0あたりだけですが、今後、コンデジの生きる道はここではないかと思います。特にオリンパスなどはフォーサーズかAPSFでコンデジ防水高画質機に特化していくことが生き残りの道筋のようにも思えるのですが、どうでしょうかね。#インターバル機能 内蔵と #USB給電 は必須です。過酷な場所にカメラを設置して、撮影者はテントの中で睡眠中みたいなことをやってみたい。
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